2006年09月15日
ドタバタ珍探偵
今晩はちょっと刺激的なことがございました。
友人に探偵もどきのことをしている者がいるのですが、その友人から尾行を手伝って欲しいとのこと。
好奇心旺盛な私は、時間も仕事後で大丈夫でしたので二つ返事でＯＫしました。
内容はよくある不倫調査なのですがワクワクどきどきでしたね。
気分はすっかり松田優作でしたが、結局はヤマさん役ということになってしまいましたが、尾行ってね、結構難しいです。
今回は(次回ってあるのかな)対象者が車で移動する方でしたので、車による尾行でした。
会社近くで待つこと二時間…。
今日はあきらめて帰ろうとしたその時、動きだしました、対象者が。
「動いたぞ」
(なんかかっこいいぞ)
「待て、まだライトを点けるな」
(運転手は私)
ソロっと車を動かし、左折した対象者の車を追って左折すると…
「あれっ？」
対象者の車がいないではありませんか。
そうわずか数百メートルですでに見失ったのです。
あまりのカッコ悪さと情けなさに半ベソ状態で探したのですが、当然見つかる訳がありません。
大体その後右折したのか左折したのか直進したのかもわからないのですから…。
「どうする？」
と友人に言うと、
「こんな時のためにこれがある」
そう言ってなにやら機械を取り出すではないですか。
どうやら対象者の車に発信機のようなものを取り付けていたんですね。
(最初から言えよ)
「今、○○町だな」
「○○町？わかった。」
「ところで○○町ってでどこ？」
「さあ…」
二人ともその辺の土地勘がまったく無かったんですね。
車を追うどころかコンビニに地図を買い求めにいく我々は、さしずめドタバタ珍探偵です。
でもね、すごいです、あの機械。
結局付き止めたんですよ、居場所を。
とあるところで食事をしていました。
一応確認するために二人で入り食事をしたわけですが、これがまた笑えるんですよ。
二人とも顔面が硬直していて、どう見ても不自然なんですよね。なんといっても対象者の隣に座らされたものだから会話も不自然なんです。
友人の顔を見ていたら、対象者をちらっと見る目が、まるで今から万引きするぞっていう感じの目つきで見ていたりするので、笑いをこらえるのに必死でした。
あまり長いもできないので早々と切り上げ外で待ち写真をパチパチ撮らせて頂きました。
結局食事だけで終わった不倫のお二人でしたが、密会現場は押さえられたというところです。
あの機械がなければ完全に失敗でしたが、現実に車で車を気づかれないように追うっていうのは不可能の近いということがわかりました。
不倫している方は気を付けてくださいね。
どこかで誰かが見てますよ。
投稿者 denkodo : 2006年09月15日 23:59
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